品川個別塾、品川学習塾の最終ページです。

１０年以上直接ご指導してきたなかで「伸びない子」というのも至極少数ですがいらっしゃいます。

学習塾のみならず、他の習い事や、資格試験、受験勉強などでも「あまりうまくいかない子」に共通していることがございます。

その要因は下記のとおりと思われます。

 

★「確たる目標(目的)が無い」

第１６代京都大学総長を務められた、医学者の平澤興さんの言葉で「最善の努力をするについて第１に大切なことは、その目的を明らかにすることであります。一体目的は何かと」

意外にも・・・「何となく掛け捨ての保険」「託児所代わり」感覚で学習塾選びをされる方もいらっしゃるようです。

利益だけを追求する「ビジネスライクな学習塾」からすれば、良いお客さまにされそうです。

電話セールスをしてくるような学習塾・家庭教師センターには是非とも気を付けてください。先ずはうまい話を聞く前に、親子の日常のコミュニケーションを優先してください。

 

★「努力をしてどうなりたいか？」が示せなければ、成果がでる可能性は低い

最近、単におしゃれ感覚で「国立小学校を受験させたい」「中学受験を考えている」というお話や漠然と「偏差値６０まで成績を上げたい」と話が出るものの、すぐに断念ということもあります。

よく考えずに決めた目標は、いとも簡単に崩れやすいと感じます。「目標・目的」を掲げたならば、達成するまでやり切る姿勢が大切です。

私自身は、がちがちではない程度の「不断の努力」を推奨いたしております。

 

★【エビングハウスの忘却曲線】から、１週間後には記憶した７７％は忘れる

学習は「時間が経つほど記憶量は減る」というのは数々の論文で発表されています。

定期テスト、小テストなどで半分(５０点)を切ったあたりで赤信号という認識がもてれば「今後どうすべきか？」

復習を最低５回は取り組もう！・・・という気持ちになると思います。

今年度入会されたばかりで頑張る子は「GW」「緊急事態宣言中」「祝日」でもしっかり努力して成果を出していました。

緊急事態宣言は有給休暇感覚ではないと思います。コンスタントに努力をして「結果」を手に入れたとき、自信が得られて「次に難しいことが来ても乗り越えるぞ！」という強い気持ちが湧いてきます。

 

★「欠席の多い子ほど成績上昇しにくい」

根本原因は、目標(目的)意識が高くないことですが、勉強する機会・時間が奪われることで「記憶したことを忘れる」or「記憶するほど努力できていない」という負のスパイラルから脱却していただきたく思います。

 

学習塾はお子さまと共に生活していませんので、

【問題解決法を提示する】

【自己管理法を教えて差し上げる】

【気持ちに寄り添う】ことしかできません。

帰宅後の努力やトレーニングはご自宅で取り組んでください。

電話やメール、LINEなどを活用し質問するなど、積極的な姿勢に当会はお応えしてまいります。不明な箇所・聞き逃したところはご遠慮なくお尋ねください。

 

★「求めれば道は拓ける」

どのような状況でも、今すぐ気持ちを切り替えることが大切です。「学習塾入会＝成績向上」という安直な話ではございません。どちらの学習塾でも「キチンとやり切れる子」は伸びますので、学習塾入会は１つのきっかけに過ぎません。

最後に大切なことですが、私は体験にいらした方へ「半年後にどんな未来を描いていますか？」「半年後にどうなりたいですか？」とお聞きしています。

 

まずはきちんと計画を立て、必要に応じて適宜修正していければ「お子さまだけのオーダーメイド指導」が可能だと確信いたしております。

どうかゴールを定めて行動してください。人はみな明確なゴールがあるからこそ頑張れます。

まずは【マイナス要因】を排除していきましょう！